農道を流しながら
ケリを探していました。
刈り取りの終わった田圃を物色しながらしばらく走っていましたが…
なかなか見つからなくて…とりあえず川沿いに車を止めてあたりを見回していました。
モズの高鳴き。
ギリッ、ギリッと鳴きながらヨシの間をチョンチョン飛び回るオオヨシキリ。
川沿いの土手にキジの幼鳥が2羽。
ふと振り返ってみたら、畑の縁に植えられた何本かのヒノキ(?)に10羽ほどの
アマサギが休んでいました。

ちょうど突進するように飛んできた1羽のアオサギが、急旋回して梢を掠めたのですが…
(そこに止まりたかったのかもー?)
アマサギたちはちらりと見ただけでしらんぶり。アオサギはあきらめて飛んでいってしまいました。
ところが…1羽のハシボソガラスが飛んでくると、なんと、
アマサギたちは一斉に飛び立つのです。
そして、あたりを数回旋回してカラスをやりすごしてから再び梢に止まるのを見て、
やっぱりカラスに対しては身構えるのねぇ、などと思ったことでした。
ふいに後ろで『チッピーチッピー!』とカワセミの声。
急いで探したけれどどこに止まっているのやらさっぱりわからず。。。
水路を飛び去るカワセミの後ろ姿を見ただけでした(^_^;)
車に戻りかけたところで、刈り後の田圃に1羽の
ケリを発見。
あっ!…と慌てて後ずさったけれど後の祭りでした(>_<)
飛び立ったケリはそのまま川を越えて、対岸の田圃の上を飛び…
その先に見えるハウスの近くに下りたように見えました。
せっかくの初認日のケリですから、なんとか証拠写真を撮りたくて、
車から降りなくて済むように助手席にスコープを置いたまま、ゆっくりとあたりを探して…
首尾よく、さっきの1羽と、もう1羽のケリが休んでいた田圃を見つけることができました♪


途中で見えなくなってしまったので、てっきり飛んでしまったと思ったら…
稲の刈り後に座り込んでいました。
こうなると、距離は20メートルほどでも肉眼ではまったく見えなくなってしまうのです(^_^;)